油井秀允では開運情報や占い師を目指す方のためのお役立ち情報などを更新しています。
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「占いのスキルにまだ自信がないので
最初は無料鑑定から始めようと思うんですけど…」
これから占い師としてデビューする予定の
ある女性から、先日、そんな相談を受けました。
まぁ、彼女の気持ちはわからなくもありませんし、
デビュー前に練習がてら
無料で鑑定するのは問題ありません。
でも、それをプロとしてデビューしてから
やるのは絶対にNGです。
(というか、お金をもらわない時点で
そもそもプロの占い師ではありませんけどね)
なぜなら、相談者の質も悩みの質も
無料と有料では全然変わってくるからです。
無料での鑑定に申し込む相談者には
「無料だから」という
気持ちが必ずあります。
「なんでもいいから占って」という
軽い相談が多くなるんですね。
で、当然のことながら、
そういう相談をどれだけ受けていても
鑑定のスキルは一向に上達しません。
仮に、鑑定内容に喜んでもらえたとしても
そもそも悩みが軽い相談者が相手なので
あまり意味がないのです。
例えば、以前こんなことがありました。
その人は無料でタロット占いをしていたのですが
当たると評判になって
数百人もの鑑定依頼が来るようになったんですね。
で、その占い師から
「自信がついてきたので
有料でやってみようと思うんですが
油井さん、どう思われます?」
と聞かれたので、
「多分、そのままだと
有料でやっていくのは難しいと思いますよ」
とお伝えしました。
彼女はその答えに不満だったらしく、
有料鑑定に切り替えたのですが、
その結果、鑑定に来た人は
一月でたったの2、3人でした。
数百人だった相談者が一気に
2、3人に減ってしまったのです。
それはそうです。
有料で鑑定にくる人たちは
「お金を払ってでもなんとかしたい」
という深い悩みを抱えて
藁にもすがるような気持ちで
鑑定に来るのです。
単なる当たり外れではなく
問題や悩みを解決するための
アドバイスをもらいに
鑑定に来るのです。
今まで無料で軽い相談を受けていた占い師に
そんな相談者の悩みに寄り添って
的確なアドバイスをすることなど
できるわけがないのです。
逆に言えば、
お金を払ってでも悩みを解決したいという
真剣な相談者と向き合ってこそ
鑑定スキルもアドバイスのスキルも
磨かれていくのです。
私もそうでしたが
誰だって最初は自分のスキルに
自信なんてありませんよ。
でも、だからと言って
無料で鑑定を続けていては
いつまで経っても
プロの占い師にはなれません。
プロの占い師になりたいなら
まずは「自分はプロである」
という自覚を持たなければなりません。
そして、プロであるからには
きちんと相談者から鑑定料を頂き
それ以上の価値を提供しようと
努力しなければなりません。
さて、あなたはこれからもずっと
アマチュア占い師でいますか?
それとも、今日から
プロの占い師になりますか?
どちらを選ぶのもあなた次第です。
油井秀允
「対面鑑定とZOOM鑑定、
どっちをやった方がいいですか?」
コロナ禍もあって、最近、
ZOOMを使ったオンライン鑑定をしたい
という占い師が増えています。
確かに、ZOOMであれば
家にいながらにして全国の相談者に対応できるので
対面鑑定よりZOOM鑑定の方が良さそうに思います。
ですが、結論から言うと
私は対面鑑定をお勧めしています。
理由は2つ。
一つは単価の問題です。
相談者は対面鑑定とZOOM鑑定の
どちらにより大きな価値を感じるかというと
やっぱり対面鑑定なんですね。
プロ野球を思い浮かべてみれば
わかりやすいと思います。
テレビであれば無料で見れるのに
野球が好きな人はやはり
チケットを買って球場で見ますからね。
(実は、私がそうです^^)
占い鑑定でもそれは同じですが
最近はそれが加速しています。
というのも、今やネットで検索すれば
無料で鑑定できるサイトが山ほど出てきます。
また、有名な占い師が
月額300円といった低料金で
サブスク型の占い鑑定を
提供していたりします。
もちろん、そういった鑑定では
アドバイスまでするわけではないのですが、
「しっかりアドバイスしてもらうなら
やっぱり対面鑑定がいいな」
と思うのが相談者の性なのです。
コロナ禍なんて関係ありません。
実際、全国に展開している
ある占いチェーン店では
コロナ禍で売上が減るどころか
逆に増えているそうです。
もう一つの理由が集客の問題です。
オンラインで全国から相談者を
集めようと思うと、当然のことながら
全国に広告を打たなければなりません。
でも、そうなるとそれなりの
広告費がかかってしまいますし
集客のスキルも高いものが必要です。
もちろん、もしあなたが
経験も実績も豊富な占い師であれば
広告を打たなくても
相談者は集まってくるでしょう。
でも、そうでないのであれば
広告を打たずに集客するのは至難の技ですし、
そもそも、経験も実績もない占い師に
オンラインとはいえわざわざ相談しようと
思う人は少ないでしょう。
というわけで、
もしあなたが駆け出しの占い師なら
あくまで対面鑑定をメインにして
ZOOM鑑定はサブ的に
やっていくのがいいと思いますよ。
それでは、また。
油井秀允
「なぜ、あなたは占い師になったのですか?」
あるいは
「なぜ、あなたは占い師になるのですか?」
もしそう聞かれたら
あなたはどう答えますか?
おそらく、いろんな理由があると思います。
・家計を助けるため
・お小遣い稼ぎ
・第二の人生のため
などなど、、、
もちろん、それはそれでOKです。
でも、ここであなたに考えてもらいたいのは
「お金以外の理由」なんですね。
使命やミッションとも言えます。
なぜ、そんな質問に答えなければならないのか?
2つの理由があります。
一つは、お客さんがそれを
知りたいと思っているからです。
もちろん、占いだって商売ですから
お客さんはあなたがお金のために
やっていることはわかっています。
でも、お客さんはあなたが占いをやっている
お金以外の理由も知りたいと
同時に思っているのです。
そして、その理由に共感できれば
お客さんは他の誰かではなく
あなたに占ってもらいたいと
思ってもらいやすくなるのです。
もう一つの理由は、あなたの
熱量を持続させるためです。
お金を稼ぐことはもちろん大事ですが、
それだけが目的だと
いずれつまづくことになります。
私も占い師として長くやってきましたが
本当にいろんなことがあるんですよ。
でも、それでもやってこれたのは
占い師として独立するときに
自分のミッションを決めていたからなんですね。
ミッションって目標と違って
達成されることがありません。
月の売上が100万円達成したからOK
とかそんなものではないのです。
でも、だからこそ気持ちが冷めることなく
ずっと追い求めることができるのです。
さて、あなたはなぜ占い師になるのですか?
きっとあなたにも
お金以外の理由があるはずです。
占い師になるに至った
あなただけのストーリーがあるはずです。
お客さんを幸せにしたいという
熱い気持ちや想いがあるはずです。
それが、お客さんだけでなく
あなたを動かす原動力となるのです。
時間を取って考えるだけの価値が
十分ある質問だと思いますよ。
それでは、また。
油井秀允
私はこれまでに17年間、
占い師として様々な人の相談に預かってきましたが
中でも特に多く受ける相談があります。
何だと思います?
それは「相性」です。
「彼との相性を見てください」
「夫との相性ってどうなんですかね?」
と言われることが本当に多い。
でもね、実は相性って何も
恋愛関係や夫婦関係だけではないんですよ。
親子関係だったり、上司部下の関係だったり、
つまるところ人間の悩みのほとんどは
人間関係なわけです。
ちなみにですが、私が占い師として
今まで受けてきた相談のベスト3は
1位)職場の人間関係
2位)不倫
3位)恋愛
です。
ね?どれも人間関係ですよね?
そして、人間関係の悩みを解決するためには
「相性を読み解く力」というのが
とても重要になってくるんですね。
逆に言えば、
相性をしっかりと読み解くことができれば
相談者の悩みの多くを解決に導きやすくなる
ということでもあります。
ところが、、、
一般的な占いでは2人の関係性だけを見て
相性が良いか悪いかしか言わない。
これでは相談者は
どうしたらいいかわからなくなってしまいます。
じゃあ、私はどうやっているのかというと
Aさんから見たBさんとの相性と
Bさんから見たAさんとの相性の
両方を占っていきます。
なぜなら、この2つは
全く違うものだからです。
例えば、明石家さんまさんと
大竹しのぶさんの相性を見ていくと
さんまさんから見た
しのぶさんとの相性は100点なのですが、
しのぶさんから見た
さんまさんとの相性は何と0点なのです。
何となくわかる気がしませんか?
テレビを見ていても
「さんまさんは今でもしのぶさんのことが好きなんだろうな」
と思う一方で、しのぶさんの方はそうでもなさそうじゃないですか?
と言ったように、一口に相性と言っても
どっちの立場から見るかによって
全然違うものになってくるんですね。
そして、この差がわかった上で
さらにそれぞれの性格や運気なども見ながら
アドバイスをするからこそ
私は17年間も占い師を
続けて来られたと思っています。
いずれにしても、
相性をきちんと占えるようになると
相談者の様々な悩みに答えることができるようになるので、
もしあなたが人気占い師を目指すなら
相性鑑定はマスターしておいて損はありませんよ。
それでは、また。
油井秀允
「他の占い師と差別化したいんですけど
どうしたらいいですか?」
これから占い師としてデビューする方や
既に占い師として活動しているけど
あまりうまく行っていない方から
たまにこういった質問を受けます。
以前のブログでもお話ししましたが、
世の中には占い師がゴマンといます。
なので、もしあなたが占い師として
食べていこうと思ったら
そういった大勢の占い師の中から
お客さんに選ばれる必要があるんですね。
その方法の一つとして前回は
「専門分野を作る」という方法を
紹介しました。
↓↓↓
「占い師は専門分野を作れ」
要は、「姓名判断専門」とか「恋愛専門」
といったように専門分野を絞って
その分野でNo.1になればいいのです。
もちろん、No.1と言っても
いきなり全国でNo.1になる必要はありません。
(なれるに越したことはありませんが)
あなたが活動しているエリアで
ナンバーワンになればいいのです。
逆に言えば、あなたがナンバーワン、
あるいはオンリーワンになれるまで
分野やエリアを絞り込んでいけばいい
ということでもあります。
例えば、「◯◯市の恋愛専門占い」
みたいな感じですね。
ただ、これをやり過ぎてしまうと
その市場に誰もお客さんがいなくなる
という場合もあります。
そこで、今日は
全ての人に使えるとは限りませんが、
ナンバーワンでオンリーワンの占い師になる
もう一つの方法をお伝えしたいと思います。
それが、、、
「自分が既に持っている経験やスキルと
占いを掛け合わせる」
という方法です。
というのも、
「これから占い師としてやっていきたい」
という人の多くは
今までに何らかのお仕事をされている
場合が少なくありません。
もしかしたら、あなたも
そうかもしれませんね。
中には何十年もその仕事をしていたり
その分野で圧倒的なスキルを
持っている方もいらっしゃいます。
実は、その経験やスキルを
占いと掛け合わせることで
占い師としてとてもユニークな
ポジションを築ける場合があるんです。
例えば、私の「人気占い師養成講座」の受講生の中に
インテリアコーディネーターとして
長年仕事をされていた人がいました。
本人は占い師とインテリアコーディネーターは
別物と思っていたようだったんですが、
私はインテリアコーディネーターの
経験と資格を活かすようにアドバイスしたんです。
なぜなら、インテリアコーディネーターって
風水ととても相性がいいからです。
あなたも知っての通り、
風水では家具などの配置を変えることで
運気の流れを良くすることができるのですが、
あまりに風水にこだわりすぎると
実生活で支障が出たり、
自分好みのレイアウトとは
かけ離れてしまったりする
場合も少なくありません。
でも、インテリアコーディネーターの
経験と掛け合わせることで
運気と使い勝手、デザインなど
バランスの取れたコーディネイトを
アドバイスできるようになるのでは?
と思ったのです。
実際、その読みは当たったようで
その受講生には今や
鑑定の依頼が殺到しているそうです。
もちろん、占いとの相性もあるので
何でも掛け合わせればいい
というものではありませんが、
あなたが今まで培ってきた経験やスキルと
占いを掛け合わせることで
いきなりナンバーワンでオンリーワンの
占い師になれる可能性は少なくありません。
いずれにしても、もしあなたが今までに
何か別の分野で経験を積んできたなら
それは大きな財産です。
せっかくの財産を切り捨てるのではなく
それを最大限に活かすことを考えてみると
占い師としても選択の幅が
大きく広がると思いますよ。
ぜひ一度、考えてみてくださいね。
油井秀允
先日、うちの受講生と
面談をした時のこと。
いつもは明るい彼女が
その日は何やら
ひどく落ち込んでいるようでした。
「どうしたんですか?何かあったんですか?」
心配して声をかけた私に、
彼女は涙ながらにこう訴えてきました。
「先生!
自分で自分の名前を占ってみたら
すごく悪い結果が出たんです!!
どうしたらいいですか?」
・
・
・
・
・
いやいやいや!
あなた占い師を目指してるんでしょ!!
占い師が占いに翻弄されてどうすんの!?
あまりの衝撃に、思わず
そのまま口に出してしまいました^^;
でも、そうだと思いませんか?
占い師って、鑑定結果をもとに
相談者の人生がより良くなるための
アドバイスをする仕事ですよ?
そりゃあ、運気には
良い時も悪い時もあります。
でもそれは、良い時にやるべきことと
悪い時にやるべきことが違うだけの話です。
天気予報を見て雨が降りそうだとわかったら
傘を持って行けばいいだけの話です。
雨が降りそうだからと言って
家に閉じこもって一人で泣いてたって
現実は何も変わりませんよ。
もっと言うなら、
占い師が落ち込んでたら
誰も相談になんて来ません。
考えてもみてください。
相談者って何らかの
悩みを抱えて相談に来るんですよ?
落ち込んでいる場合だって少なくありません。
その相談者に、
「あの、、、
私より元気ないんですけど大丈夫ですか?」
なんて、逆に心配されてどーするんですか。。
もしあなたが相談者なら、
自分より落ち込んでいる人に
悩みを相談しますか?
自分で運気をコントロールできない占い師に
占ってもらおうと思いますか?
結局ですね、占い師になれない人って
いつまで経っても視点が
相談者のままなんですよ。
だから、リサーチのために
他の占い師に鑑定してもらっても
一喜一憂するだけで帰ってくる。
あるいは、単なる感想しか言えない。
そうではなく、
「この占い師と私の違いは何だろう?」
「私だったらどう鑑定するだろう?」
そういう視点で考えるのが占い師です。
重要なことなので
もう一度言います。
占い師なら運気に翻弄されるのではなく
運気をコントロールできるようになりなさい!
そして、相談者の人生がより良くなるための
アドバイスをしなさい!
以上!!
油井秀允
P.S.
あ、私、いつもはそんなに厳しくないですよ。
受講生には「仏の油井」って言われてますから^^;
私は市場調査がてら街の占い師に
占ってもらうことがあるのですが
その度に驚くことがあります。
それは、、、
「相談者にアドバイスできる
占い師がほとんどいない」
ということです。
これは占い師としては致命的です。
なぜなら、
占い師の仕事は占うことではなく、
相談者の悩みや問題を解決し
望む結果が得られるように
手助けすることだからです。
これは何も占い師に
限ったことではありません。
例えば、パソコンを買うのは
パソコンが欲しいからではありません。
パソコンを使って
仕事の効率を上げたいからです。
化粧品や洋服を買うのは
化粧品や洋服が欲しいからではありません。
キレイでいたいから、
キレイに見られたいからです。
同じように、人が占いに通うのは
究極を言えば吉凶が知りたいからではなく
望む結果が得られるようになりたいからです。
にも関わらず、
ネガティブな鑑定結果だけを伝えて
相談者を奈落の底に突き落としている
占い師のなんと多いことか。。
私に言わせれば
吉凶や性格が当たるなんて
占い師としては当たり前です。
重要なのは、鑑定結果を踏まえた上で
どうすれば相談者はより良い人生を
歩むことができるのか?
です。
そのアドバイスができないなら、
占い師としてやっていくことは
諦めた方がいいでしょう。
逆に言えば、
相談者の人生をより良い方向に導く
アドバイスができるようになれば、
相談者の満足度は飛躍的に上がり
何度もリピートしてもらえるようになるでしょう。
さて、あなたの占いは相談者に
どんな未来をもたらしますか?
油井秀允
私は、売上や集客に困っている占い師からの
相談を受けることも少なくないのですが、
その時に必ず聞く質問があります。
それが、、、
「なぜ、お客さんは他の占い師ではなく
あなたを選ばなければならないんですか?」
というものです。
そして、売上や集客に困っている占い師で
この質問に答えられる人はまずいません。
考えてもみてください。
世の中には星の数ほど占い師がいます。
きっと、あなたの住んでいる地域でも
「占い+地域名」でネット検索すると、
ずらっと占い師の名前が出てくるはずです。
もし、あなたが占い師を目指すなら
あなたはそれら大勢の占い師の中から
お客さんに選ばれなければなりません。
では、どうすれば
選ばれる占い師になれるんでしょうか?
それは、
「自分の専門分野」
を作ることです。
占術でも相談内容でもなんでもいいです。
「姓名判断なら○○さん」
「結婚の悩みなら○○鑑定」
と呼ばれることをまずは目指してください。
というアドバイスをすると
必ずと言っていいほどこう言われます。
「分野を絞ってしまったら相談者が
来なくなるんじゃないですか?」
間口が狭くなってお客さんが
減るのが怖いというわけです。
気持ちはわかります。
でも、実際は逆です。
専門分野を絞れば絞るほど
お客さんに選ばれやすくなります。
なぜなら、ほとんどの占い師は
「あれもできます、これもできます」
といったスーパーマーケット状態に
なっているからです。
ちょっと、想像してみてください。
あなたがコーヒー好きで
コーヒー豆にこだわりがあったとします。
では、
スーパーで売っているコーヒー豆と
専門店で売っているコーヒー豆。
どちらから買いたいと思いますか?
おそらく、多少高くても
後者を選ぶでしょう。
もちろん、中にはスーパーで
買う人もいるでしょうが、
それはこだわりがないか
お金に余裕がない人です。
そして、そういった人は
おいしさよりも安さを求めます。
結果として、スーパーはどこでも
値段の叩き合いが始まり、
生き残れるのは資本力のある大手だけ
ということになります。
占い師もこれと同じです。
「いろんな占術ができます」
「何でもご相談ください」
そう言うのは構いません。
でも、それでは他の占い師との
違いがお客さんには伝わりませんし、
鑑定料も安くせざるを得ません。
もちろん、もしあなたに
大きな資本力があったり
占い師として長年の
経験があればいいのですが、
そうでなければ
自分の専門分野を作ることなしに
大手占いチェーン店やベテラン占い師に
太刀打ちすることはできないでしょう。
私自身いろんな占術ができますし、
占い師としての経歴や実績も豊富ですが、
それでも敢えて「姓名判断鑑定家」
と名乗っているのには
ここに理由があります。
さて、、、
なぜ、お客さんは他の占い師ではなく
あなたを選ばなければならないんでしょうか?
もし、あなたが
選ばれる占い師になりたいなら
時間をかけて考える価値のある
質問だと思いますよ。
油井秀允
「私は占い師に向いているでしょうか?」
私は占い師である一方で、
占い師を養成する講座も開催しているのですが、
説明会の参加者からたまにこんな質問をいただきます。
今までにたくさんの占い師を
育ててきた経験から言うと
占い師に向いている人と
向いていない人というのは
確かに存在します。
向いている人は、学べば学ぶほど、
鑑定すればするほど
どんどんうまくなります。
一方で、向いてない人というのは
どんなに頑張って占いのことを学んでも
なかなか成果を出すことができません。
では、向いている人と
向いてない人の違いは何か?
実は色々あります^^;
色々あるんですが、一つ挙げるとすると
「人を観察する癖があるかどうか」は
結構大きいです。
というのも、占い師って
単に手相や生年月日を
見ているだけじゃなくて、
実は、鑑定している時に
相談者の反応をじっと
観察しているんです。
で、その表情や仕草からも
その人がどんな人かを
見極めているんです。
例えば、手相を見る時も
単に手相を見るのではなく
まず最初に相談者の手の出し方を
注意深く見ます。
なぜなら、手の出し方で
その人の性格が大体わかるからです。
ここで、大体どんな性格か
当たりをつけた上で
手相や生年月日などを見ていくと
「ああ、やっぱり特徴が出てるね」
と確信が持てるわけです。
まあ、これはあくまで簡単な例で
相談者の表情や仕草を観察していると
本当にいろんなことがわかるんです。
極端なことを言うと
鑑定しなくても
わかる場合があります。
なので、人間を観察する癖が
あるかないかということは
占い師になる上でとても重要な
要素の一つになるんですね。
ただ、観察の仕方自体は
後からいくらでも
学ぶことができます。
それよりも
「人間に興味があるかどうか」
の方が重要ですね。
人間に興味がある人は
自然に相手を観察していますし
そうでない人は
意識して頑張らないと
相手を観察できないのです。
つまり、
占い師に向いているかどうか?は
人に興味があるかどうか?
と同じということかもしれませんね。
さて、あなたはどちらですか?
もし人に興味があるなら
占い師を目指してみると
いいかもしれません(笑)
油井秀允
テレビ番組の影響なのか
時代背景によるものなのか
「占い師になりたい」
という人が最近増えています。
実際、私のところにも
そういった人から
毎月たくさんの問い合わせや
相談をいただくのですが、
彼ら、彼女らの多くが
ある大きな勘違いをしていることに
最近気づきました。
その勘違いとは、、、
「占いの技術を身につければ
占い師になれる」
ということです。
はっきり言いましょう。
占いの技術を身につけても
占い師になることはできません。
いえ、占い師になることは
できるかもしれません。
でも、占い師として
「食べていく」
ことはできません。
なぜか?
それは、一般的な商品を
思い浮かべてみれば明らかです。
世の中にはたくさんの
商品で溢れています。
しかも、その多くが
いわゆる「良い商品」です。
でも、売れる商品というのは
その中のごく一部です。
なぜだと思いますか?
その商品のことを
誰も知らないからです。
知られていなければ
売れるわけがありません。
「一度試してもらえば
商品の良さをわかって
もらえるはずなんです」
という言葉を聞きますが、
私に言わせれば
そんなことは当たり前です。
「どうすれば、
試してもらうことができるか?」
そこでみんな苦労するのです。
占い師も同じです。
占いのスキルがあるのは当たり前。
重要なのは、
どうすればその良さを
多く人に知ってもらえるか?
どうすれば、鑑定に
足を運んでもらえるか?
つまり、集客やマーケティングが
必要不可欠なのです。
もちろん、もしあなたが
趣味で占い師をするのであれば
占いの技術だけを学べば良いでしょう。
でも、もしあなたが
占いをビジネスとしてやっていくのであれば
集客やマーケティングについても
しっかり学ぶ必要があるのです。
忘れてはいけません。
ビジネスとしてやっていく以上
私たちは占い師であると同時に
経営者でもあるのです。
油井秀允